美味しい野菜ってどんな野菜?

まず安全であること

私たちは、ヒトが健康でいられるように食物の安全を確保します。 本来、野菜はヒトに必要なビタミンやミネラルを摂取するため、それと美味しいから食べられてきました。しかし日本では、戦後の食糧難や高度経済成長を乗り切るために、昔ながらの栽培方法をやめて、今ではほとんどの野菜栽培で化学肥料や農薬が使用されています。 化学肥料を多く使うことにより生産量は増大しましたが、弊害のひとつとして作物に含まれる硝酸値も多くなっています。硝酸値が高すぎる野菜を摂取するということは、体に良くありません。 私たちは、硝酸値の低い野菜を作るための栽培法を実践し、硝酸値を1500ppm以下になるようにしています。 >何故、硝酸値が低いのか?(ブログ) |
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健康に育った野菜であること
動物も植物も生育ステージに合ったバランスのとれた栄養が必要ですよね。植物は光合成によって水と二酸化炭素からショ糖を生成します。しかし、生育には酸素や水素・炭素・リン・カリウム・カルシウム・マグネシウム・硫黄の多量元素、その他微量要素も必要です。 私たちは、養分供給が過不足のないように育てています。 有機質肥料とソルゴー(*1)のすき込み『土ごと発酵』を行うことによって微生物にエネルギーを与えます。そして野菜は微生物からエネルギーを吸収します。 |
私たちの作る野菜は糖度が4%以上(*2)になるようにしています。その植物本来が持っている味がある野菜です。 例えば、天然の魚と養殖魚の違いです。 天然魚の方がその魚本来の味がします。と言っても、天然魚だけではヒトの食べるだけをまかなう事が出来ません。天然魚が美味しいのは、美味しいイカナゴやエビを食べているからです。私たちは、植物が必要とする栄養分の大半を自然界にあるものを使って栽培します。 なので、私たちの作る野菜はちゃんと味があります。 |
*1: ソルゴー:茎葉を飼料や肥料とするために栽培されるイネ科の1年草。
*2:レタスの一般的な糖度は2.5~3度が多い。